Kダンパー〈ケーダンパー〉| 株式会社アイ・アム・エー

【Q&A】制震ダンパーのよくある質問

制震の仕組み、導入について

  • アイ・エム・エーは、複数の大学とタッグを組み、制震ダンパーのパイオニアとして、20年以上開発及び販売に取組んでいる制震の専業メーカーです。命を守る安心安全な住まいの一助となれるよう、これからも、日々研究開発に邁進してまいります。
  • 15年以上、計10万棟以上の実績がございます。
  • 地震の特性に合わせた方法で、積極的に揺れを吸収できる構造のことです。制震効果が発揮されると、揺れにブレーキをかけたように抑えることができます。
  • 地震の揺れを軽減するとともに、繰返しの揺れに対して継続して効果を発揮します。 実大実験においてKダンパーは地震波の揺れを最大76%軽減しました。
  • 階数、延床面積によって異なりますので、詳細はお問合わせください。
  • 制震装置には制震材が内蔵されており、この制震材の働きによって制震装置全体が振動を打消すような粘りのある抵抗をします。このため建物の揺れが抑えられるのです。
  • 特に「強い揺れ」や「余震のように繰り返す揺れ」の対策となります。また、「共振現象」を起こして揺れたときでも揺れを抑えます。
  • 現場を担当している大工の方に施工していただきます。
  • 極めて簡単とご好評頂いています。コンパクトに畳まれた本体を広げて、ビス留めとボルト締めで取付けます。大工の方が慣れている作業ばかりです。
  • 基本的にはありません。よほど壁の量が少なくない限り、プランの変更は必要ありません。
  • 地震保険が安くなることはございませんが弊社の製品のうち大臣認定品は耐震等級に寄与することで結果的にお安くすることが可能です。
  • 筋交い・構造用合板と同じ耐力壁としての扱いができるので、壁量計算に反映できます。 これにより制震ダンパーのための壁を設ける必要がありません。 また、間取りの自由度にも貢献します。
  • 弊社の製品のうち大臣認定品(Kダンパー,K3,XWALL)は一般の耐力壁と同様に使用することが可能です。 また、施工性の高いGVAⅡも採用いただけます(ただしGVAⅡは大臣認定品ではありません)。 ※リフォーム時のご利用に際しては、耐震診断も含めて設計者、建設業者にご相談いただくことを推奨いたします。
  • 使用可能です。施工性の高いGVAⅡを推奨しています。
  • 制震ダンパーを設置している箇所に吹付断熱を使用することは問題ありません。制震材と断熱材は接触しない形状のため、制震材に影響はございません。また、制震ダンパーを設置することで揺れに対して変形を抑えるので、結果的に断熱材も守られます。
  • 配置については設計ご担当者様の方でされても結構ですし、弊社でもお引き受けいたしております。設計ご担当者様の方で配置を検討していただいたものを弊社で確認することも可能です。
  • 制震ダンパーを採用することで建物の復元性能を維持できますので、 建物が元の位置まで戻るに伴ってダンパーも元の状態に戻ります。
  • 交通振動のような超微振動には制震ダンパーは効果がありません。
  • 縦揺れに効果のある制震ダンパーはありません。 ただ建物は金物などでしっかり緊結されていますから、縦揺れには強くできています。逆に横揺れは建物のバランスを崩そうとするので危険です。 制震ダンパーを設置すれば建物のバランスを整えることができるので、倒壊はもちろん損傷のリスクも最小限にできます。
  • 専用の特殊な微粒子上の接着剤を塗布していますので緩みを防ぐとこができます。

Kダンパーに関するご質問

  • Kダンパーは耐震(フレームの強さで地震に抵抗)と制震(揺れにブレーキをかけて吸収)の両方を兼ね備えており、2つの性能の相乗効果で、地震から住まいを守ります。
  • 耐久性の高いフェノール樹脂を使用しています。フェノール樹脂は一般に鉄道車両のブレーキや自動車のディスクブレーキに使用されています。
  • 169年相当あります(※劣化促進試験による結果)。 また、制震装置の性能試験で1000回繰返し加振しても安定した性能を発揮し続けるのでメンテナンスフリーで利用できます。
  • 併用可能です。壁倍率5倍を上限として加算できます。
  • 併用できません。片筋かい、両筋かい問わず、納まりの都合上併用することはできません。 ただしKダンパーは壁倍率3.3倍を取得しているので筋交いと置き換えることが可能です。
  • Kダンパーが隣同士に隣接しない限り、向きの指定はございません。Kダンパーは向きに関係なく効果を発揮します。なお、Kダンパーが隣接する場合は向きをそろえる必要があります。

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